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誕生日に花ギフト!プリザーブドフラワーの基礎知識

記念日のイベントや誕生日で花ギフトの準備をしていると、よく「プリザーブドフラワー」という言葉を目にしませんか。
一昔前にはあまり馴染みがなかった花ギフトですが、今となっては専門店も多数できてお祝いシーンで定着しています。お祝いする人にとっては、花ギフトのジャンルが増えてありがたいものです。
この章では、このプリザーブドフラワーをふかぼりしていきましょう。Q&A形式でご紹介していきますので、一つの選択肢としてご覧になってみてください。
そこが知りたい!プリザーブドフラワーのあれこれ
1:そもそもプリザーブドフラワーって何?
一言でいうと生花を加工したものです。特殊な技術(特殊液)で水分を抜き、乾燥させ作られた花です。特にお祝いや感謝の気持ちを届けるシーンの贈り物としても人気を集めています。
束ねたり、アレンジメントされたものは、生花同様に上品・清楚・エレガントなど、作り手の個性が出るため、選ぶ楽しみもあります。
2:ドライフラワーとは何が違うのかな?
プリザーブドフラワーは、花の樹液を抜いてから特殊な染料を吸わせ、乾燥させ仕上げます。ドライフラワーは、乾燥剤を使用する場合もあれば、自然乾燥が主です。
プリザーブドフラワーのほうが仕上げる手間がかかる分、ドライフラワーよりみずみずしさは表現され、色あせも少ないです。
3:何でそんな製法で仕上げるの?
生のお花の魅力は、なんといってもそのみずみずしさやその香り。そして、自然の色合いなど。でも生花なだけに時間の経過とともに枯れていきます。
一方、プリザーブドフラワーは、キレイな見た目のまま、長期保存できるように加工しています。
生花ほどお世話する必要性も見当たらず、長く鑑賞を楽しめる・・生花とは異なる楽しみ方ができるからです。
4:プリザードフラワーの特徴・魅力は?
英語で「保存された花」を意味します。プリザーブという響きから「凍らせた花・・」と誤解されがちですが、そうではありません。
生花では目にできないカラーを楽しめる点もプリザーブドフラワーの特徴です。青(ブルー)のバラ他、独特の色合いで眺める人を癒します。
部屋に飾るというよりは、インテリアとして置いておくイメージでもよいかもしれません。
5:お世話は必要なのかな?
水やりの手間がまずありません。むしろ「水やり」は、やってはいけないのです。生花ほどお世話するイメージは捨てて大丈夫です。
しかし、次の4で後述しますが、保管状況には気をつける必要があります。特に「湿度に弱い」ことは、必ず覚えておきたい点です。
また、直射日光がも劣化につながるためできるだけ避ける!こうした適した保管の意識がこのプリザーブドフラワーを長く楽しむ秘訣です。
6:どのくらいの寿命なの?
プリザーブドフラワーは「枯れない花」「半永久的」のイメージをもたれている人も多いですが、そうではありません。やはり、劣化はします。
長期保存を目的に乾燥させているため、プリザーブドフラワーは湿気に弱いのです。
湿度や温度といった保管状況で大きく左右されるため、意識して上手に保管すれば長く楽しめます。日本は初夏から比較的湿気が多くなるので、保管状況次第では、2~3年で劣化がではじめることもあります。
乾燥しているエリアでは、上手に保管すれば8~10年は楽しめます。いずれにしても、生花とは比較にならない寿命であることは間違いありません。
自分の誕生日にお花のプレゼントは、とても格別で心が温まります。
今では、花ギフトといっても、今回ご紹介したプリザーブドフラワー他、色々な選択肢があるので、贈る相手の年代や環境で柔軟にセレクトしてみましょう!